中国市場で日本の回転寿司の店舗数が急増している。はま寿司は2024年春以降の出店拡大で、中国国内の店舗が約50店から7月には200店超えへと急拡大した。
日中関係が冷え込む中、中国市場では日本企業の外食ブランドが需要を取り込み始めている。特に外食大手のはま寿司が中国市場で人気を集め、現地消費者の節約志向にも適合する戦略が評価されている。
はま寿司は2014年に中国進出。2020年時点の店舗数は12店だった。2024年春以降出店が本格化し、中国本土の店舗数は約50店だったが、同年7月時点で200店を超えた。
ゼンショーの対中戦略は、価格面の手頃さに加え、現地の消費者動向に合わせたマーケティングにも基づくとされる。日中関係のリスクを考慮しつつ、現地の口コミやSNSでの拡散を通じてブランド認知を高める狙いがあると指摘される。
中国の景気低迷とともに、若者失業率の上昇など経済の不確実性が取り沙汰される一方、国外企業の中国市場における消費者需要は依然として重要性を増しており、はま寿司の拡大が市場戦略の一例として注目されている。