ロシアの無人機がウクライナ東部ハルキウの出版社倉庫を攻撃し、日本企業の寄付でウクライナ語へ翻訳・印刷された絵本5作品のうち、計2千部余りが焼失した。上皇后美智子さまが著した作品も含まれていた。
ロシアの無人機が1日、ウクライナ東部ハルキウの出版社の倉庫を攻撃したことで、日本企業の寄付でウクライナ語に翻訳・印刷された日本の絵本5作品の計約5000部のうち、計2千部余りが焼失したことが分かった。
寄付を受けた絵本は現地の学校や小児病院へ無償配布する計画で、日本政府とウクライナ政府も協力していた。今回、揃っていた5作品の一部が被害を受けた形になる。
焼失した作品には美智子さまがご一家で山に登られた思い出を題材にした「はじめてのやまのぼり」などが含まれている。ラーノクの担当者は倉庫に保管していた分は焼失したと明かし、追加印刷の可否は損失確認後に判断する見込みという。
今回の損失分を除くと、無償配布を予定していた計5千部のうち半数以上は無事だったという。