2026年9月1日、アップルはティム・クック氏の執行会長就任と、前ハードウェア担当のジョン・ターナス氏が新CEO就任を正式発表した。新体制下でハードウェア革新とAIの統合を通じた成長が注目される。
アップルは2026年9月1日に、ティム・クック氏が執行会長に就任し、前ハードウェアエンジニアリング担当のジョン・ターナス氏がCEOに就任したと発表した。ターナス氏は同社の取締役会にも加わり、ハードウェアの革新を主導するとみられている。
クック氏在任中の業績として、売上高は2011年度の1080億ドルから2025年度には4,160億ドル超へ拡大し、時価総額は約3,500億ドルから4兆ドル超へと成長した。Apple WatchやAirPodsの定着、Apple PayやApple Musicなどサービスの継続的な成長により、サービス事業のみで年間売上高は1000億ドルを超える規模になっている。
直近の決算では、2026年6月末決算で売上高は前年比16.4%増の1,094億2,000万ドル、純利益は297億9,000万ドル、希薄化後EPSは2.02ドルとなった。iPhoneの売上高は542億5,000万ドル、サービス売上高は307億4,000万ドルに達した。これらは大規模キャッシュフローと安定したサプライチェーンを引き継ぐことを示している。
ターナス新CEOの背景は折りたたみ式端末やスマートグラスなどハードウェア分野の革新を推進する可能性を示す。一方、生成AIの遅れや外部依存といった課題があり、AIをどう組み込んだデバイス体験を作るかが今後の成長の鍵になるとの見方がある。