北陸放送機器展2026のブースで、EOS C50が横画を撮影しつつ縦動画用の2K映像を同時記録できる機能や、デジタルズームで画角を変えるデモを公開した。
EOS C50は会場の展示で実機が手に取れる状態で紹介され、縦横同時記録機能とデジタルズーム機能に注目が集まった。全画角の4K映像を撮影しつつ、縦位置や正方形向けの2K映像を別ストリームとして同時に記録できる枠を画面に表示して、縦横の両用途を撮影時点で意識した構図が可能になる。
デジタルズームは単焦点レンズ装着時にも最大4倍まで利活用でき、レンズ交換を増やさず画角を変えられる点が現場の機材構成の見直しにつながると説明された。広角ズームと組み合わせることで、必要時に望遠側を補う使い方も提案された。
CR-N400などのリモートカメラも紹介され、40倍のズームと横・縦両方の映像出力、SDカード内部記録機能の将来追加予定が案内された。これにより現場からの映像引き出しとバックアップ運用、IP経由の転送と再生の連携が想定されていた。
全体としては、1台のカメラを撮影現場でどう活用し、撮影後の素材展開まで含めてワークフローを見据える視点が共有された。EOS C50とCR-N400が、シネマカメラとPTZカメラという異なるカテゴリを一本の制作線上に結びつける可能性が示された。