26年4-6月期の決算は全体で2桁の増収増益となり、製造業を中心に堅調な滑り出し。電気機器の寄与が最も大きく、AI・半導体関連銘柄の追い風とみられる。
東証3月期決算企業の4-6月期決算は、売上高が前年同期比で+12.7%、営業利益が+44.9%、経常利益が+53.8%、純利益が+73.7%となり、全体として2ケタの増収増益となった。製造業は+14.6%、+75.7%、+91.3%、+97.7%と堅調に推移し、非製造業も+8.8%、+1.5%、+14.2%、+43.3%と増収増益を達成した。
収益のプラス寄与度が最も大きかったのは電気機器で、AI・半導体関連銘柄の影響が大きいとされる。輸送用機器・石油・石炭・非鉄金属なども寄与度が高い一方、電気・ガス業・空運業・倉庫・運輸・ゴム製品はマイナス寄与が見られた。
今回の決算を受けた市場反応として、TOPIX構成銘柄のリビジョン・インデックスが上昇。業績予想を上方修正する銘柄の割合が増え、株価にも好影響を与える材料となるとの見方が示された。
市場が織り込むEPSの見通しは12カ月先で+13%を超え、電気機器の同EPS伸び率は+30%超と高水準。AI・半導体関連銘柄の追い風が継続するとの見方が示唆された。