第一工業製薬は京都市内でDXイベントを開催し、AIを活用した危険予知サポートなどの事例を紹介した。共催は日本新薬で、京都市やリコージャパンも協力した。
第一工業製薬は京都市内で企業のデジタルトランスフォーメーションを推進する地域貢献イベント「デジタル縁日」を日本新薬と共催で実施した。京都市とリコージャパンの協力のもと、企業同士の交流と知見の共有を目的とした。
イベントでは自社が開発し社内展開している技術「危険予知サポートAI」などを展示し、サーバー部品の電子基板に用いられる低誘電樹脂などの化学品が主力である同社の事業領域と、AIが作業内容や現場の写真から潜在的な危険と対策を提示する仕組みが紹介された。
基調講演では東京大学の一杉太郎教授がAIとロボットを活用した研究自動化の進展を、南カリフォルニア大学の中野愛一郎教授がデジタルツインの将来性を説明した。
現場の作業で、界面活性剤などの製品サンプルを溶剤と混ぜる工程をロボットが行い、AIが混合状況を画像判定して適否を判断する技術も紹介され、研究開発の一部自動化による効率化の可能性が示された。