国際ハッカー集団「Qilin」の中心メンバーとされるロシア国籍の男が日本で拘束され、ドイツへ身柄を引き渡された。ドイツ当局はデータ不正入手と暗号化、約2600万円相当の仮想資産を脅し取った疑いで捜査している。
日本で拘束されたロシア国籍の男は、ドイツの要請を受け今月日本から身柄を引き渡された。関連当局の捜査のもと、同男は国際ハッカー集団「Qilin」の幹部とみられている。
同男は去年、ドイツの物流会社からデータを不正に入手して暗号化し、身代金として2600万円相当の仮想資産を脅し取った疑いで捜査されていた。関係者によると、大阪市内で5月に拘束され、今回の引き渡しに至った。
日本企業へのサイバー攻撃は引き続き相次いでおり、意図的な攻撃対象として公式アプリの会員管理システムが狙われる傾向が指摘されている。セイコーマートのアプリ会員情報約57万人、焼肉きんぐのアプリ会員情報約1078万人の流出が確認されている。
情報流出リスクを下げる対策として、任意入力の情報を最小化することや、使っていないアプリの削除、情報の棚卸しをこまめに行うことが挙げられる。