エンベデッド・ファイナンスを手掛けるGeNiEは、サービス開始から2年で提携34社・累計65万件の申込を達成。齊藤雄一郎社長は2028年3月期までに年間契約件数を10万件へ拡大する目標を示した。
GeNiEはレンディング機能に特化した組込型金融サービス「マネーのランプ」を展開し、サービス開始は2024年10月。現在の提携数は34社となり、申込数は累計65万人に達した。提携先はアンドエスティーやDMM、ヤマダ電機などの名高い企業にも拡大している。
実際に信用審査を通って契約に至った件数は、2026年3月期の1年間で8万件超。契約率は10%超で、業界全体と比較して高い水準に位置しているとされる。利用者のアンケートでは、日常的に使うスマホアプリ系金融サービスとしての選択が挙がっていることが紹介されている。
新規ユーザー獲得のため、提携企業のウェブ・サービス・ECサイトに合わせた組込みを進め、代理店を通じた営業展開も拡大。今後は7月にセブン銀行と開始した実証実験を含め、少額の体験から銀行ローンへ段階的に導く動線設計の構築を進める。
齊藤氏は2028年3月期までに契約数を10万件にする目標を掲げ、達成時には業界で10位以内のポジションを取れるとみている。一方、組込型金融へ参入するプレーヤーがまだ少ない点を課題として認識しており、市場開拓と事例発信を通じた市場成長の促進を目指す。