丸紅の大本晶之社長は36歳で外資コンサルへ転職したが、わずか1年半で丸紅へ出戻り。その後、社長就任から約1年で時価総額10兆円超を達成した。
丸紅の大本晶之社長は、1992年入社後に重電機本部でキャリアを積み、30歳を迎えた頃トルコでIPP事業を手掛けるなど、発電ビジネスの初期段階から関与してきた。IPPは自社が出資して発電施設を保有し、長期に電力を販売する事業モデルであり、同社の初期挑戦として大きな役割を果たした。
36歳のときにマッキンゼー・アンド・カンパニーへ転職した後、わずか1年半で丸紅へ戻った経緯は珍しく、戻る決断には自社の事業運営の全体像を理解し、再参入後の成長機会を見据えた背景があるとされる。
2025年4月には55歳で社長に就任した大本氏は、2026年2月時点で丸紅の時価総額が10兆円を超え、前年度比で急拡大。中期経営戦略の達成を前倒しで実現し、次の目標として時価総額の世界百位圏内を目指している。