中国のモバイルバッテリー大手アンカー・ジャパンが、安全性を高めた独自のバッテリーセル「Neo Lithium-ion Battery」を発表した。2024年〜2025年のリコールや行政指導を受けた後の対策として、新製品発表イベント「Anker Power Conference 2026」での公表内容が伝えられている。
モバイルバッテリーの発火問題を背景に、従来の三元系リチウムイオン電池の代替として、半固体電解質やナトリウムイオン電池など新素材の採用が進む中、アンカー・ジャパンは安全性を優先するセル開発を進めている。今回発表されたNeo Lithium-ion Batteryは、従来素材より発火リスクを抑える設計を謳っている。
2024年から2025年にかけてアンカーの製品で相次いだリコールを受け、経済産業省は2025年10月に行政指導を行ったことが指摘されている。これを踏まえ、同社は安全性強化の取り組みを強化し、今回の新セル発表へとつなげたとされる。
発表は2026年5月27日に開催されたイベント「Anker Power Conference 2026」で行われ、Neo Lithium-ion Batteryの特徴や今後の展開が紹介されたとされる。記事は会員向け資料の一部として伝えられており、公開情報の範囲に留まっている。