新型コロナ危機時にゼロ金利で調達した資金の償還期が近づく中、世界の官民債務は約365兆ドルに達し、金利上昇による借り換えコストの上昇リスクが指摘されている。
世界的な金利上昇により、官民を合わせた総債務が約365兆ドル(5.7京円)に達し、借り換えを巡る不安が生じている。コロナ危機時にゼロ金利で調達した資金は償還期を迎える局面が増え、財政不安を抱える国や低格付け企業では利払い負担が増す見通しだ。
以前は金利ゼロで借りられたのに現在は状況が変わり、10年物の金利が4〜5%に上昇するとも言及される。市場はフランスなどの適切な行動を求める圧力を強めているとの見方もある。
利払い負担の増大は、財政健全性が脆弱な国や格付けの低い企業にとって重い負担となり得るとの指摘がある。