GO株式会社が2026年6月に東証グロース市場へ上場した後、Waymoと日本交通の3社で自動運転タクシーの運行を目指す発表を行った。この記事はGOと第一交通産業の決算をサンキー図で比較し、ビジネスモデルの違いを客観的に示す内容である。
タクシー配車アプリGOを運営するGOは2026年6月に東証グロース市場に上場した。今回の比較では、GOと国内大手の第一交通産業を対象に、PL(損益計算書)とBS(貸借対照表)を対比して、両社のビジネスモデルが財務にどう反映されているかを検証する。
PLではGOの売上高が約414億円、営業利益が約70億円、営業利益率は約17.0%。一方、第一交通産業の売上高は約1125億円、営業利益は約36億円、営業利益率は約3.2%となり、売上規模は約2.7倍だが利益率はGOが大きく上回る結果となる。
BSでは現金及び預金がGOで約346億円、第一交通産業で有形固定資産が約838億円と、資産の構成が大きく異なる。GOは未払金が負債の大半を占める一方、第一交通産業は長期借入金が負債の大半を占める点が特徴的である。
両社の自己資本比率はともに中央値以下だが、負債の内訳は大きく異なる。GOは未払金中心、第一交通産業は借入金中心で財務構造が異なるため、財務安全性の評価にも差が生じている。