中山間地の水稲栽培で、北興化学工業の除草剤「ワザアリ楽粒」が一辺処理散布を可能にし、ノビエの抑制と作業時間の短縮効果が高知県四万十市の生産者によって報告された。畠山功さんは今年から導入を開始し、今後の活用を検討している。
高知県四万十市の畠山功さんは、北興化学工業が開発した水稲用除草剤「ワザアリ楽粒」を今年から使用している。中山間地での栽培作業において、従来のジャンボ剤と比べて散布作業が大幅に楽になることを評価した。
特に30アール以上のほ場では一辺処理が可能な「楽粒」を採用しており、20アール未満の小さなほ場には従来どおりの方法を併用している。試験では風上からの処理を一辺だけで完了でき、作業時間の短縮につながった。
今年はノビエやホタルイといった雑草の抑制効果が高く、中後期剤を使う必要がなく、収穫間近のほ場もきれいに仕上がったとの評価がある。畠山さんは来年度以降も省力性とコスト面を踏まえ、他の品種でも積極的に活用したいと語っている。
畠山さんの導入事例は、地域の除草作業負担軽減につながる事例として注目され、今後の普及動向に関心が集まっている。