サンマルクホールディングスがカトープレジャーグループのうどん店つるとんたんを128億円で買収。国内直営店舗の拡大とインバウンド・海外展開を狙うが、ブランドの維持や海外適応など課題に直面する。
サンマルクホールディングスは、カトープレジャーグループが運営するつるとんたん事業を買収すると発表した。買収額は128億円で、2026年12月の手続き完了を目指すとしている。対象は国内直営店舗と海外フランチャイズ、製麺・ギフト商品の販売などで、承継対象事業の売上高は約61億3500万円だった。
つるとんたんは大きな器と幅広いメニュー、出汁へのこだわりを特徴とするブランドで、ブランド力は国内で高い知名度を持つ一方、店舗数は13店舗と少ない。サンマルクHDは出店力と物件情報網を活用し、既存のチェーン展開ノウハウを使って未出の地域へ拡大する方針を示している。
買収によってサンマルクHDは国内外の出店拡大を加速させ、海外展開の実績を生かした成長を狙う。一方、つるとんたんのブランド体験を崩さずに現地市場へ適応させるバランスが重要となる。インバウンド需要の取り込みと日本の食文化の海外展開が狙いとされ、海外店舗の拡大も視野に入る。