水中ドローンの国内開発を進めるため、エイト日本技術開発とFullDepthが資本業務提携を結び、国内での小型AUVの開発・生産体制を強化する。併せて出資関係を通じて協力を深め、インフラ維持管理のデジタル化を支える基盤づくりを目指す。
国系水中ロボットの開発を担うエイト日本技術開発(EJEC)とFullDepthが、国内での小型AUVの開発と国内生産を軸とした業務提携基本契約を締結し、EJECがFullDepthへ資本提携として出資することを発表した。両社はインフラ維持管理領域での点検・データ活用を通じ、海洋DXの国産基盤を国内に確立することを狙いとしている。
今後の取り組みでは、FullDepthが技術開発を、EJECが用途開発・事業化を主導し、両社は国産AUVの仕様決定から試作・製品化まで一連の開発工程を国内で完結させる体制を構築する。EJECは河川・港湾・上下水道分野の知見を活かし、AUVを含む新技術の現場適用を development に反映する。
政府戦略の背景として、2030年までの国産化推進と海洋分野を含む製品・技術の国産化基盤づくりを進める方針が示されており、本件はこれらの官民連携の実装例として位置づけられる。FullDepthは国内での設計・生産・保守を完結させる体制づくりを進め、洋上分野など周辺市場への展開も視野に入れている。