パキスタンのギルギット・バルティスタン州政府とPlus Wが、日本企業のITエンジニア不足解消に向けた連携を目的にMOUを締結した。5月5日に式を行い、GB州のIT人材を日本へ橋渡しする具体的取り組みを今後開始する。
Plus W株式会社は、パキスタン北部GB州政府と5月5日にMOUを締結し、GB州で輩出される高度IT人材が日本企業で活躍できるよう連携を進める方針を明らかにした。今後、日本企業のIT人材不足解消に資する取り組みを具体化する第一歩として、双方の関係を強化することを目指す。
GB州は北部に位置し、IT人材の輩出が多い一方で就労環境の整備が課題とされている。州政府はNUSTやKIU、BUと連携して教育プログラムを拡充し、IT人材を育成・供給する体制を整えるとともに、ITスタートアップ支援やソフトローンの提供などの施策を推進している。
今後の展開として、四つの柱が挙げられている。日本企業とGB州IT人材のマッチング、日本語・日本文化習得を含む教育プログラム、日本企業就労を見据えた独自プログラムの提供、日本文化啓蒙イベントの開催だ。6月以降、日本企業への就職・インターン機会の提供を開始する予定である。
関係者のコメントでは、州知事と投資庁大臣が、IT分野の人材教育・就労機会の拡大と両国の発展につながることを期待している。Plus Wの林氏は、NUSTとのMOA締結を機に日パ人材交流センターを統括してきた経験を活かし、今後も大学やIT企業との連携を推進する意向を示した。