ロート製薬が香港政府の投資誘致機関OASESと戦略的提携を結び、日本企業として初の同機関の戦略企業パートナーになることを発表した。ARHKを活用したアジア展開の加速が見込まれる。
ロート製薬は2026年10月23日、香港政府の投資誘致機関であるOASESと戦略的提携を結び、同機関の戦略企業パートナーとなる協定に署名した。香港政府との提携は日本企業として初めての事例となる。
OASESは香港政府が選定した企業に対し、香港への進出や事業拡大を個別に支援する機関で、アジアのイノベーション拠点化を目指す。今回の提携ではロート製薬のヘルスケア・メディカル分野の知見と中長期的価値創造の取り組みが評価された。
ロート製薬は2019年1月に香港サイエンスパーク内に子会社のARHKを設立。ARHKは再生医療や幹細胞研究、眼科・皮膚科・整形領域の臨床研究・開発・承認取得などを推進する拠点として活動している。
同社は今後、香港を戦略的な事業・共創拠点の一つとして位置づけ、ARHKで蓄積した知識・技術を自社のヘルスケア事業にも生かし、アジアをはじめ世界の健康・長寿課題に応える事業を展開することを目指す。