住友化学が総合化学メーカーとしての看板の下、蚊帳を含む熱帯感染症対策資材など虫害対策分野の製品群を拡大。2026年3月期の同社アグロ&ライフソリューションで売上は約5,192億円、セグメント利益は約563億円となり、全体の中で安定的な利益を確保している。
総合化学メーカーの住友化学は、従来の石油化学中心のイメージから転じ、蚊帳をはじめとする熱帯感染症対策資材の長期残効性製品を手がける。
長期残効性蚊帳は防虫効果が長く続く仕様で、室内残留散布剤や幼虫対策製品と合わせて蚊の感染リスク低減を目指す。
同社は蚊帳だけでなく、蚊の発生源対策や新しい空間散布剤の開発も進め、蚊の生存ライフサイクル全体を網羅する防除体制を構築している。
アグロ&ライフソリューションは2026年3月期の売上収益が5,192億円で全体の22.3%を占め、セグメント利益は563億円、利益率は10.8%だった。研究開発費は316億円で、天然由来成分の適用拡大なども進む。