オーウエルは提供価値の拡張を進め、四半期の営業利益が前年同期比で倍増した。業績の回復とともに、商材提供型からワンストップソリューション提供型への転換を進め、海外展開やセンサ関連事業の拡大も打ち出した。
塗料関連と自動車向け商材の販売を起点に、オーウエルはものづくり現場での提供価値の拡張を推進しており、2027年3月期第1四半期は自動車メーカー向けの販売シェア拡大や仕入価格上昇の転嫁、サプライチェーンの柔軟な対応が進んだとされる。
同時にカーナビ向けソフトウエアの販売増加や車載センサー、モーターコントローラの市場拡大が進み、営業利益は前年同期比で倍増している。これを受けて通期予想が増額修正された。
長期的には商材提供型からワンストップソリューション提供型への転換を掲げ、塗膜形成力を核とするOLDASの活用や海外でのビジネスモデル拡充、センサービジネスの拡大と新機能付与が進められている。
資金は人材・海外事業・技術開発・M&A・CVCなどの成長投資へ振り向ける方針が示され、既存顧客基盤と技術を起点とした提供価値の拡張を加速させる狙いがある。