2027年2月期中間期の決算短信によると、売上高は前年同期比2.8%減の2138億円、営業利益は10.5%減の268億円となった。一方、決済・金融事業は取扱高の拡大を背景に大幅な利益増を示した。
J.フロント リテイリングの2027年2月期中間期は、万博関連の反動減や大丸梅田店改装の影響で売上収益が前年同期比2.8%減の2138億円となり、事業利益は5.6%減の266億円、営業利益は10.5%減の268億円、親会社帰属の中間利益は5.3%減の174億円となった。一方、決済・金融事業は取扱高拡大により事業利益が前年同期比75.7%増と大幅に増えた。
資産の総額は前年度末比0.5%減の1兆1361億円で、非流動資産は投資不動産が12.8%減の1535億円、持分法投資が32.8%増の374億円となった。流動負債は9.9%増の3568億円、社債・借入金(流動)は81.8%増の822億円へ拡大した。
キャッシュ・フローは営業活動で380億円の収入、投資活動で268億円の支出、財務活動で212億円の支出となり、前年同期と比べて各項目に変動が見られた。中間期の実績を踏まえ、通期の業績予想は売上高4,700億円、事業利益535億円に上方修正されたが、営業利益は460億円、税引前利益は410億円、親会社帰属当期利益は290億円を見込む。
株主還元では中間配当は28円、通期配当は56円が見込まれており、前期比で増加となる見通し。