ウェルネス・コミュニケーションズがAIGグループ企業と共同でティーペックの株式を取得し、持分法適用関連会社化を進める。併せてエス・エム・エスのストレスチェック事業を買収・吸収合併し、Growbaseを軸としたプラットフォーム戦略の具体化が進む。言及された事例は今後の動向が注目される。
ウェルネス・コミュニケーションズは2026年10月27日開催の取締役会で、ティーペック(株)の発行済株式の32.86%を取得し、持分法適用関連会社とすることを決議した。取得先はAIGジャパン・ホールディングスとアメリカンホーム医療・損害保険、ベルシステム24ホールディングスと共同で、両社合計で議決権の過半数超を保有する。株式取得の実行は11月30日を予定し、取得価額は非開示。
ティーペックは1989年設立で電話健康相談をはじめ、EAPやメンタルヘルスカウンセリング、医療機関紹介などを展開している。2026年8月期の売上高は4,802百万円、営業利益は169百万円、当期純利益は134百万円。Growbaseを軸に健康課題の把握から相談・支援・解決までを一気通貫で提供する体制の構築が進み、3社の顧客基盤を活用したクロスセルも見込まれる。
同日にはエス・エム・エスが新設分割により設立するストレスチェックの全株式を取得し、同社を存続会社として吸収合併することを決議。株式取得は12月1日、合併の効力発生は2027年1月1日を予定する。対象事業は医療機関・介護事業者向けのストレスチェックで、売上高は2026年3月期で179百万円。合併により顧客基盤・ノウハウ・人材を取り込み、Growbase Mentallyの販売拡大と医療機関向け展開を強化する。