小森コーポレーションがパスポート製造に求められる技術と製造プロセスを一冊に集約したサンプル「KOMORIハウスパスポート」を制作した。デザインはJURA、素材にはCovestro等を用い、可視光・UV・IR対応の印刷技術で日本文化のモチーフを再現しているとされます。
同社は旅券製造に関する技術と製造過程を一冊に集約したパスポートサンプルを制作した。実際の旅券ではなく、関連企業や機関との協業機会創出を目的としているとされます。
デザインはJURAが担当し、データページ加工・製本・個人情報のレーザー印字はHungarian Banknote Printing Companyが担当。素材はCovestroのポリカーボネート、DIPAのセキュリティー用紙、SICPAのセキュリティインキ技術を採用しているとされます。
デザインテーマは「ENSŌ(円相)」と「IKIGAI(生きがい)」で、折り鶴や禅庭園、水の流れ、印鑑など日本文化の要素が盛り込まれているとされます。
査証ページには12ユニット構成の両面オフセット印刷機「CURRENCY LC1232」を使用し、シースルーマークや多色刷りをワンパスで再現。データページはUVインクジェット印刷機「J-throne 29」で可変情報を印刷し、スマホアプリで照合可能とされます。中表紙には凹版印刷とエンボスを施したとされます。
印刷工程ではKOMORIのインライン検査システムで紙ページとデータページの品質をリアルタイム検査し、シート単位のトレーサビリティを確保しているとされます。)