GMOペパボはAIエージェント関連サービスの提供強化と高配当を打ち出し、2026年上期の業績修正と増配を受けて中期成長戦略を進める。
GMOペパボは2026年8月13日に上期の業績を発表し、売上高は52億64百万円、営業利益は5億13百万円となった。金融支援事業の縮小と新サービスのプロモーション費用が減益要因となり、連結ベースでの減収減益となった。一方でストックビジネスが牽引し、主力のドメイン・レンタルサーバー事業は価格改定効果が寄与した。
同社はドメイン・レンタルサーバー事業の「ロリポップ!」と「ムームー ドメイン」を核に、EC支援事業の「カラーミーショップ」「SUZURI」、ハンドメイド分野の「minne」を通じて事業領域の拡大を図っている。8月の決算発表と同時に通期業績予想を据え置き、上期の減益要因を除けば既存事業は堅調と評価された。
中期方針として2027年12月期に連結売上高12600百万円、連結営業利益1260百万円を目標に掲げ、ストック売上比率を70%以上へ高める方針を示した。高単価・法人向け新サービスの成長、仲間づくりの投資、AIエージェントに選ばれるサービス提供を成長軸に据え、ロリポップ!関連の新機能投入やAIゲートウェイなど国内初の取り組みを進める。株主還元は配当性向65%以上またはDOE10%以上を方針とし、今期は特別配当を74円上乗せして年間167円を計画している。
AI関連の取り組みとして、AIエージェントクラウドやロリポップ!デプロイナウ、ゼロトラストリンク、AIゲートウェイの提供を開始し、複数のAIモデルを統合する体制を整えつつ、来期以降の収益貢献を見込んでいる。