13日の欧米市場でドル・円は伸び悩みつつも160円視野に接近。心理的節目の160円近辺で介入警戒が強まるとみられる。今後の指標次第で動きが変わる可能性がある。
13日の欧米外為市場ではドル・円は伸び悩む展開を予想する。今晩発表の米インフレ指標が堅調なら、目先の引き締め的な金融政策を見込んだドル買いが先行する見通し。ただ、心理的節目の160円に近づけば、為替介入への警戒が一段の上値を抑えそうだ。
前日発表の米CPIは前年比で鈍化したものの、前月比では加速の予想と一致。中東情勢の混迷長期化による原油高が続くことから、引き締め的な金融政策への思惑が広がりやすい。米金利は小高く推移し、ドル買いは継続。ユーロ・ドルは1.1560ドル台→1.1510ドル台へ軟化し、ドル・円は158.6円台~159.5円台へ上昇した。
この後の海外市場は引き続き米インフレが焦点となる見込み。今晩の生産者物価指数(PPI)は前年比で鈍化も、前月比は加速が予想される。FRBの早期利上げ観測を支える材料となれば長期金利の上昇を通じてドル買いが進む可能性がある。一方、日本の財政懸念による円売りは顕著だが、160円へ接近すると為替介入警戒が再度高まる可能性がある。