室蘭市で洋上風力発電のビジネスマッチングセミナーが開かれ、浮体式導入の可能性が語られた。経済効果の説明や地域への波及をめぐる議論が行われ、参加者は260人に達した。
室蘭市の蓬崍殿と市中小企業センターで、洋上風力発電事業の参入促進を目的としたビジネスマッチングセミナーが開かれ、道と西胆振GX推進協議会が主催した。関係者や工学を学ぶ学生を含む計260人が参加し、地域経済への波及効果などについて学んだ。
第1部では青山市長のあいさつの後、日本政策投資銀行の原田文代取締役常務執行役員が基調講演を行い、浮体式と着床式の違いを紹介し、日本は浮体式で世界をリードできる可能性があると述べ、台湾の事例を基に経済効果を解説した上で、室蘭にも発電基地を設ける提言をした。
第2部は会場を市中小企業センターに移し、風力発電事業に携わる3社の担当者による講演と質疑応答、意見交換会を実施。 Siemens Energy、MHI Vestas Japan、駒井ハルテックの3社が講演を行い、個別マッチングを通じた事業連携の機会を探った。
道経済部GX推進局の佐藤主幹は「予想より来場者が多く、洋上風力発電への関心が高まっていることを実感した」と話した。