ホームデポが2029年までの売上高と利益の見通しを示し、EPSは横ばいから小幅な伸びにとどまる見込みとした。SRSの統合やAI活用による生産性向上が、住宅市場の逆風下でどこまで収益性を支えられるかが焦点となる。
ホームデポは2026会計年度以降、SRSや物流資産の統合を進めつつ、プロ向け流通を強化することで長期的な収益性の改善を狙う方針を示している。国内外の住宅市場の低迷と高額プロジェクトの減少を背景に、短期的には関税還付の減少とコストインフレが影響する見通しだが、事業構造の転換が耐久性のある成長を支えると読み取られる。
アナリスト予測によれば、2029年の売上高は1,887億米ドル、利益は174億米ドル、EPSは17.58米ドルに達する見込み。利益率は現在の8.4%から3年後に9.2%へ上昇する前提で、プロ向けエコシステムと流通の最適化が利益成長を支える想定となっている。
現在の株価は約299.98ドルとされ、コンセンサスの目標株価は377.19ドル前後、最も楽観的には425.00ドル、最も慎重には310.00ドルと見られている。市場は現状の水準と比較して、上昇余地を長期的に評価している様子だ。