英国のパブ・外食チェーン、ミッチェルズ・アンド・バトラーズは店舗拡大と利益率の改善を進め、2025年9月期の売上高は27億1100万ポンドに回復した。
英国のミッチェルズ・アンド・バトラーズ(M&B)は多数のパブやバー、レストランを展開しており、全体の店舗数は2025年9月末時点で1718店に達する。直営店が大半を占め、ロンドンが売上高の21%を占める一方、英国以外ではドイツの店舗が売上の約4%と比較的低い。
同社の源流は1898年、醸造家とパブ経営者の統合により誕生し、2003年に現在の社名となった。14年にはオーキッド・パブ・グループを買収して店舗を拡大し、英国の外食市場で規模を拡大。現在は食事分野の売上高が全体の53%、飲料が43%、サービスが4%の構成となっている。
売上は新型コロナの影響で20年9月期と21年に急減したが、その後回復。25年9月期の売上高は27億1100万ポンド(約5855億円)となり、複数ブランドを持つ外食チェーンとして日本企業と比較すると、規模感の違いが浮き彫りとなっている。店舗設備への投資は継続して進められている。