Alphabetの2026年第2四半期決算で純利益が前年同期比約4倍に拡大する好業績を発表した一方、株価が下落。元機関投資家がPL・キャッシュフロー・簿外の動きを3層分析して、その裏にある理由を説明する。
Alphabetの2026年第2四半期決算は売上高が119.8ビリオンドル(前年同期比+24.2%)、営業利益が40.8ビリオンドル(+30.4%)、営業利益率が34.0%へ改善した。決算発表直後にも株価は反応したが、全体として本業は堅調だったとの評価が示されている。
セグメント別の動向では、検索広告が633億ドルで+16.8%と大きな貢献を維持。Google Cloudは売上が248億ドルへ拡大(+81.8%)、クラウドの営業利益は88億ドル(+212%)、利益率も35.6%へ改善した。YouTube広告やサービスも成長を続けている。
ただし決算では獲得利益の原資が現金を伴わない投資先株式の評価益による側面が指摘され、四半期ベースのフリーキャッシュフローは初めてマイナスに転じたとされる。自社株買いは2四半期連続でゼロとなり、外部からの資金調達へ傾斜しているとの見方もある。
さらにバランスシートには約8,962億ドルの「簿外コミットメント」が存在するとされ、市場の不透明感を高めていると述べられている。分析はPL・キャッシュフロー・簿外要素の三層構造で行われ、業績好調の裏に潜む要因が詳述されている。