中国は対日批判を改めず対話の扉を閉ざしたままを維持しており、日本企業に対する圧力も継続している。日中関係の改善の見通しは依然立っていない。
中国は抗日戦勝記念日を迎え、日本に対する批判を改めず、対日姿勢を硬化させたままにしている。政府は対日政策の基本方針を変える意図はなく、対話の扉を開く兆候は見られない。
茂木外相と王毅外相の短時間接触について、日本政府側は事実関係を否定しており、日中政府間の対話再開の見通しは立っていない。日中関係の改善自体の見通しも不透明だ。
中国政府は日本企業に対する圧力を強化しており、日本へのレアアース輸出を含む貨物の税関手続きが長期化する事例が指摘されている。富士電機グループの日本人社員2名が拘束された事案も発生している。
日本政府は11月のAPEC首脳会議を日中首脳会談の機会とする方針だが、中国側の硬い姿勢は変わらず、現時点で日中関係の改善や首脳会談の実現は見通せない。