キーエンスが仏トレースパーツを買収し、設計データ基盤の強化を進める。買収額は非公開で、2027年3月期の連結業績への影響は軽微とされている。
キーエンスは23日、製造業向けデジタルプラットフォームを展開する仏トレースパーツを買収したと発表した。全株式を取得する形で、買収額は公表していない。
トレースパーツは01年設立で、部品メーカー向けにCADデータを公開・配信するプラットフォームを運営し、世界のエンジニアが利用しているほか、部品メーカー向けデジタルマーケティング支援も手掛ける。
キーエンスはFA機器のほかソフトウエアやオンラインサービス領域の拡大を進めており、今回の買収はデジタル事業強化の一環として位置付けられる。2025年にキャデナス・テクノロジーズを買収した実績があり、今回の買収で設計データ基盤の強化を加速させる狙いとみられる。
なお2027年3月期の連結業績への影響は「軽微」としており、投資家の関心が集まっている可能性がある。