JR北海道釧路支社はくしろ湿原ノロッコ号のラストラン概要を発表した。1989年の運行開始から37年間で終了となり、10月9日と10日に最終走行を迎える。車両の老朽化と含めた区間での特別企画として、限定乗車証明書やヘッドマーク、駅周辺のイベントが予定されている。
くしろ湿原ノロロッコ号は1989年に運行を開始した観光列車で、当初は時速およそ30km程度で走っていたことから日本一遅い列車として注目を集めていた。37年間の歴史の中で車両は2代目へと置き換えられたが、車両の老朽化に伴い2026年限りで運行を終了することが決まっている。
ラストランでは上りと下りでデザインが異なるはがきサイズの限定乗車証明書が配布されるほか、2日間限定のラストランヘッドマークが装着されて運転される予定である。
沿線の釧網線各駅では地域の人々による横断幕でのお出迎えや見送りが行われ、釧路駅・標茶駅・川湯温泉駅ではご当地キャラクターの登場や地域特産品の販売も実施される。
最終日となる10日には釧路駅で出発セレモニーが予定され、釧路駅のコンコースには10月13日まで「メッセージBOX」が設置される。JR北海道釧路支社は多くの人の見送りを呼びかけている。