グンゼは炭素や金属を使わず静電気を逃がす糸を開発し、新製品STATAWAYで白色系の発色を高めたと発表した。今後は医療現場やアウトドア用途を見込み、2027年以降の売上目標を掲げている。
グンゼは静電気を逃がす制電糸を従来品と異なる設計で開発し、炭素や金属を織り込まない新製法を採用した。白色や淡色の鮮やかな表現を可能にすることで、衣服デザインの自由度を高める狙いを示した。
新製品はプラスチックフィルム技術を応用し、樹脂成型加工技術を用いて糸の白色度を高めるため、糸内にイオン導電ポリマーを配置して静電気を長時間逃がす効果を持つと説明された。
用途としては衣服のほか医療現場や精密機器工場のユニホーム、アウトドアやスポーツ用品などを想定している。国内外での販売は2027年以降を目標に、年間3億円以上の売上を見込む。