富士フイルムは大分工場に新棟を完成させ、ポストCMPクリーナーの生産能力を従来の約3倍に拡大する。投資額は約70億円、地上4階建ての新棟は延べ床約3600平方メートルで開所式を実施した。
富士フイルムは大分県の大分工場に新しい棟を設け、人工知能向け半導体の研磨後洗浄に使われるポストCMPクリーナーの生産能力を従来の約3倍に拡大する。これにより販売拡大と安定供給を目指す。
新棟は富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズが運営する同工場(大分市)に設置され、地上4階建て、延べ床面積約3600平方メートル、投資額は約70億円。開所式には専務執行役員が出席し、世界の半導体材料を支える取り組みを強調した。
今回の設備拡充はAI関連の高性能化を背景とする半導体材料の需要増を受けたもので、同社は今後も大分拠点を核に供給体制の安定化と市場拡大を狙うとされる。