中国EV大手LeapmotorのB05を分解して熱マネジメント回路を独自に図解し、モーターの熱を利用して電池を温める仕組みを明らかにした。HVACはサンデン製とされる。
日経クロステックと日経BP総研のチームが、中国EVの新型車を分解調査するシリーズの第8弾としてLeapmotorのB05を解析し、熱マネジメントの回路図を再現した。回路は五方弁と三方弁を用いて冷媒と水の流れを切り替え、電池パックや駆動系、ECUの温度を管理する構成だった。
この熱マネジメント設計により、熱源の少ないEVでも電力消費を抑える効果があると説明されている。分解部品の特徴を詳しく観察し、コストパフォーマンスの源泉を探る狙いがある。
B05の特徴として、 LiDAR1個、ミリ波レーダー3個、カメラ11台を搭載した自動運転支援システムを備えつつ低価格化を実現する設計思想が紹介された。電池パックと電動アクスルといった部品の構成も解説された。
HVACに関してはサンデン製とされ、熱マネジメントの構成要素と連携して電池温度管理を行うと伝えられている。この記事は有料会員限定の内容も含むが、熱設計の観点からの分析が中心となっている。