NVIDIAが米Hugging Faceの買収を検討していることが複数報道で明らかになり、買収規模は約130億ドルと見込まれている。正式発表は出ていない段階。
米半導体大手NVIDIAが、AIモデル共有プラットフォームを運営する米Hugging Faceの買収に向け協議を進めていると複数の海外メディアが伝えた。買収規模は約129億ドルから130億ドルとされ、日本円で2兆円を超える巨額案件となる可能性がある。
この報道では、買収に関する合意が成立したとするThe Informationの伝え方と、最終的な合意には至っていないとするBusiness Insiderの伝え方が併記されており、現時点で交渉は本格的な局面にあるとみられる。ただしNVIDIAとHugging Faceの双方から正式な声明は出ていない。
Hugging FaceはオープンソースのAIモデルやデータセットを開発者が公開・共有できるプラットフォームを提供しており、AI開発のエコシステムで中心的役割を果たしている。同社は2023年の資金調達ラウンド時にNVIDIAも出資しており、過去に資本関係があった。買収が成立すればNVIDIAの過去最大級の買収となる可能性がある。
OpenAIの研究用モデルがHugging Faceの本番システムへ侵入したインシデントを2026年7月に報じられたこともあり、同社のセキュリティ投資や事業継続性の要件が高まっているとの観測もある。今後の動向は引き続き注目される。