PGAツアーが2028年から導入するチャンピオンシップシリーズの新体制に、日本企業のSOMPOホールディングスが最初のタイトルスポンサーとして名乗りを上げた。2027年にはナパ近郊の大会のスポンサーも務めることが決定している。
PGAツアーは2028年シーズンから、上位選手のみが出場するチャンピオンシップシリーズと、それ以下の選手が競うチャレンジャーシリーズという2部制を導入すると発表した。これにより、レギュラー大会は15試合、賞金総額は最低2000万ドルと設定され、主要イベントを含む年間日程が再編される。従来の補欠やスポンサー推薦は廃止され、出場はポイントランキング上位とチャレンジャーからの昇格者で構成される見通しだ。
この新体制において、SOMPOホールディングスの海外事業部門を担うSOMPOインターナショナルが、2028年のチャンピオンシップシリーズのタイトルスポンサーとなることを発表した。2027年には、シルバラード・リゾートで開催されてきたFallシリーズのタイトルスポンサーも務める。大会の開催コースは未定だが、シカゴでの開催が有力視されている。
PGAツアーと日本企業の関係は過去にさかのぼり、ホンダや日産、NEC、ブリヂストン、ソニーなどが冠スポンサーを務めてきた時代があった。近年は日本国内大会の冠スポンサーが減少しており、ソニーの冠スポンサー大会も今年限りで終了する見通しとなっていた中、この新規スポンサーの参入は市場開拓の一環として位置づけられる。
リブゴルフの動向やアジア市場との連携強化の流れの中で、日本市場を含むアジアのファン層を取り込みたい意図があり、SOMPOの参加はPGAツアーと長期的な関係を築く第一歩と見られている。日本選手の活躍も増える中、今後のスポンサー戦略が注目される。