ハウス食品グループ本社は主力子会社を吸収合併し、2027年10月をめどに事業持ち株会社体制へ移行する方針を発表した。カレー店を運営する壱番屋の売却検討は今回の再編には触れず、28年以降にハウスウェルネスフーズとハウスギャバンの再編を実施する。
ハウス食品グループ本社は5日に主力子会社であるハウス食品と、飲料などを手掛けるハウスウェルネスフーズを吸収合併すると発表した。目的は意思決定の迅速化と経営の効率化としている。
2027年10月をめどに事業持ち株会社体制へ移行し、スパイス製造のハウスギャバンは生産機能を残して吸収分割される。ハウスウェルネスフーズとハウスギャバンの再編は2028年10月以降に実施する予定という。
壱番屋(カレーハウスCoCo壱番屋)を運営する子会社の売却は検討対象だが、今回の組織再編には含まれていない。27年3月期の中期計画の遅延を受け、同社は構造改革を進め、成長領域であるスパイス分野へ資源を集中させる方針を示した。
全体として主力事業を統合してグローバル成長戦略を一体で進め、経営の効率化と意思決定の迅速化を狙う。