知名町は東洋製罐グループホールディングスと協定を結び、ガラスと同等の水分バリア性を持つ機能性フィルムを用いたフレキシブル太陽光発電パネルを知名町役場のテレワークオフィスに設置して稼働実証を2年間実施する。10枚のパネルで最大出力は250Wp、設置や運用の特性を検証する。
知名町は2026年10月16日に、東洋製罐グループホールディングスとの間で、軽量で柔軟に曲げられるフレキシブル太陽光発電設備の稼働実証試験に関する協定を結んだ。実証は町テレワークオフィスに同設備を設置して開始され、発電性能や設置・運用上の特性を検証する。
設備は同社が開発した機能性フィルムを用い、長さ3メートル・幅0.7メートル・重量3.2キロ・公称最大出力250Wpのパネル10枚で構成される。実証期間は2年間で、沖永良部島の気候・環境条件下での稼働状況を確認する。
従来型の野立て太陽光発電設備では設置が難しい公共施設などへの導入可能性も検証対象とされ、再生可能エネルギーの地域導入の実現性を探る目的が掲げられた。
今井力夫知名町長と佐藤一弘東洋製罐グループホールディングス常務執行役員はそれぞれ、住宅以外の分野での発電活用の可能性や耐性の検証が実用化につながるとの期待を述べた。