SKハイニックスのSolidigmは大連第2工場の投資を再開し、早ければ11月に製造装置を搬入する。大連拠点の第2期稼働後は総生産能力が月15万枚に達する見込みで、宮城県での大型工場建設も検討される。
韓国のSKハイニックス傘下のSolidigmが大連NAND第2工場への投資を再開し、今年中にも装置搬入を開始する方針を伝えている。新設の月間ウェハ投入能力は4万〜6万枚とされ、量産開始は2027年上半期を目指す。大連第1工場の現行月産は約10万枚で、第2期稼働後の総生産能力は月15万枚に達する見通しで、NAND生産能力の約半分に迫る。
中国以外にも日本での追加投資検討が挙がり、宮城県での大型メモリ工場建設を想定しているとの報道がある。潜在投資額は数十兆ウォンに上る可能性があり、これが日本政府の補助金制度の活用を踏まえた条件とされる。日本側では材料・装置分野で日本企業の優位性が言及され、現地工場建設がサプライチェーンの強化につながるとの見方がある。
国内外の米国との対立・協調の動きが続く中、米国内での装置輸出許可の動向にも注目される。米国は韓国政府と企業に対し、米国内での半導体投資を継続的に要求しているほか、湖南半導体クラスター計画への不満を示している。これに対し韓国企業は米国の要求と国内外の投資計画の両立を迫られ、サプライチェーンは中国・日本・米国の多重構造のまま維持される見通しだ。