AlmaLinuxはRHEL互換を超える独自機能の追加と企業協業を推進しており、ALESCoの役割や具体的事例を講演内容から要点だけ整理して伝える。
AlmaLinuxは単なるRHEL互換OSにとどまらず、AlmaLinux側で追加の修正を先行提供することがあり、RHELからのバグ修正やセキュリティ修正を取り込むほか、独自の修正を適用することがある。さらにRHELでサポート対象外のハードウェアや機能も、動作可能であれば再利用を目指す。リリースはマイナーで最大6日、メジャーで最大2週間程度と速さが特徴で、セキュリティ情報の提供や特定機能利用も可能となる。
講演ではレガシーハードウェアやソフトウェアの対応例として、RHEL9で削除された SPICE プロトコルの再利用や、IBM PowerPC向けKVM仮想化のサポート、AlmaLinux 10での古いCPU対応、デバッグ・プロファイリング向けの frame pointers 追加、ストレージ・ネットワーク機器のレガシー機能の再活用が挙げられた。これらは単なる互換性維持ではなく、実用性の確保が狙いとされた。