中国の輸出規制でタングステンの確保が難しくなるなか、代替原料の工具が広がっている。住友電気工業はタングステンの使用量を8割減らした工具の品ぞろえを3割拡充する。
中国の輸出規制によって希少金属であるタングステンの確保が難しくなるとの観測が広がる。タングステンを主原料とする超硬工具は、自動車や航空機部品の加工に使われ、硬度の高い材料を削る役割を果たしている。
住友電気工業は、タングステンの使用量を8割減らした工具の品ぞろえを3割拡充すると発表した。これにより、需要の変化に対応しつつ製品ラインアップを増やす方針とみられる。
タングステンの代替原料を用いた工具開発も進んでおり、欠けにくさといった機能向上を図る技術開発が進展している。中国の輸出規制の影響を受け、工具市場での素材構成の見直しが加速している。
記事は、タングステンの調達難とそれに対応する新材・新技術の拡大を中心に報じている。