ローパー・テクノロジーズは第3四半期決算が市場予想を上回り、通期見通しを引き上げた。これを受けて株価は9.2%急伸した。
ローパー・テクノロジーズの第3四半期決算は、調整後1株利益(DEPS)が市場予想を上回ったことを受け、通期の調整後DEPS見通しを引き上げた。決算発表の直後、同社の株価は約9.2%上昇した。なお、今朝のナスダック総売上高指数の下落と対照的な動きとなった。
同社は四半期の業績見通しの中間値を0.12ドル上回り、通期の中間値も0.15ドル引き上げた。新たな見通しレンジの下限は22.22ドルを上回る水準となり、これが市場の反応を後押ししたとされる。CEOのニール・ハンは、これを「第3四半期の調整後DEPSが予想を上回った」ことと結び付けている。
3Qの調整後純利益は5億8600万ドルで、前年同期比ほぼ横ばいだったが、希薄化後発行済み株式数が8%減り、約9940万株で推移したことが成長の要因と説明された。自社株買いは27億ドルに上り、これが利益の押し上げに寄与した。
市場では来年初めの第4四半期見通しが注目点となる見通しで、同社は来期の売上・利益の見通しを引き続き示唆する立場である。株価の評価は未だに相対的に低水準であるとの声もあり、今後の動向次第でさらなる反応が想定される。