米国株式市場は主要3指数がまちまちとなり、ダウが上昇、S&P500とナスダックは下落。中東情勢の懸念後退と好決算を背景に相場を支えつつ、ハイテク株の一部は上値を抑えた。
5日の米国市場ではダウ平均が263.24ドル高の54,349.12で終えた一方、ナスダック総合は221.55ポイント安、S&P500は12ポイント安と下落した。WTI原油は中東情勢の緊張緩和観測で一時75ドル台前半へと下落し、市場心理の改善につながった。
7月のADP非農業部門雇用者数は前月比4万4000人増と前月の9万5000人増を下回り、ISM非製造業景況指数は54.1と前月の54.0から改善した。
業種別ではS&P500は6業種上昇、5業種は下落。素材が1.5%高、ヘルスケア1.3%高、金融0.3%高が続く一方、コミュニケーション・サービスが2.4%安、エネルギーが2.0%安、公益事業が1.0%安と下げが目立った。ダウ構成銘柄ではアムジェンが4.6%高、ディズニーが3.7%高、NVIDIAが3.4%高。アルファベットが4.0%安、シェブロンが2.1%安、Amazonが1.7%安と入れ替わりがあった。
ダウの個別動向以外ではチャールス・リバー・ラボラトリーズが決算で売上高・EPSが市場予想を上回り11.4%高、ウーバー・テクノロジーズはEPS見通しが市場予想を下回り5.3%安。長期金利は4.61%で、ドル円は157円台後半で推移した。