韓国のKビューティー大手グダイグローバルが2027年初頭のIPOを目指し、上場時価値を10兆ウォン程度とみられる一方、複雑な資本構成が課題として残っている。主要ブランドを傘下に置く背景も含め、準備状況が伝えられている。
韓国のKビューティー大手グダイグローバルが2027年初頭のIPOに向け、上場準備を進めている。市場関係者の推定では企業価値が10兆ウォンに達する可能性があるとされ、朝鮮美女、SKIN1004、TIRTIR などのブランドを傘下に収めて規模拡大を図っている。
上場前には複雑な資本構成や財務上の投資家の回収、子会社クレーバーの日本上場など複数の課題が残る。2025年の連結売上高は約1兆4717億ウォン、営業利益は約2734億ウォンで、買収前の実績を含むと売上高は約1兆7500億ウォン、営業利益は約4000億ウォン程度に膨らむとされる。
資本構成の中核としてグダイグローバル→TMビューティー→クレーバーコーポレーションと続く出資関係が指摘され、TMビューティーの出資比率は53.51%に留まる一方、残りの46.49%は複数のFIが保有している。クレーバーとTMビューティーの日本上場を含む調整が進む。
上場のタイミング次第では重複上場に伴う株主保護手続きの適用等の影響が生じる可能性があり、財務面の負担として転換社債や長期デリバティブ負債といったリスクも挙げられる。なお、買収戦略は見直され、Torridenの完全買収は見直され、オープンイノベーションや経営体制の整備も進められている。