ニチレキグループは創業以来の「種播き精神」を軸に、2024年の持株会社化を機に現場発の新しい事業の種を育てる組織づくりを強化している。AIを活用した道路調査や災害に強い舗装の推進とともに、つくばみらい市へ新拠点の整備も進む。
ニチレキグループは道路舗装材料の研究開発と施工を一貫して担う化学メーカーであり、アスファルト乳剤や改質アスファルトで国内トップクラスのシェアを誇る。創業から80年余を経て路面の普及とともに事業を拡大してきた。
2024年には持株会社体制へ移行し、グループ全体の戦略策定や意思決定機能を持株会社が担い、材料の製造・販売や調査・施工は各地のグループ会社が進める形となった。
創業者・池田英一氏が掲げた「種播き精神」は現在も基本理念として継承され、現代表の小幡学氏は未来の人々のための準備と新しい製品開発を継続する意義を再確認している。
現場からの新しい事業の種を育てる組織づくりの強化に加え、AIによる道路調査の活用や災害に強い舗装の推進が進む。つくばみらい市には新拠点の整備も進行中で、今後の展開に注目が集まる。