製造業全体は改善を続ける一方で、輸送用機械・器具製造は9月に2.1ポイント低下。原材料費の高止まりと自動車部品の落ち込みが要因とされ、地域差も生じている。
製造業全体の景況感は5か月連続で改善した一方、自動車関連を含む輸送用機械・器具製造は9月のDIで前月比2.1ポイント低下した。原材料費の高止まりと自動車部品製造の落ち込みが主因として挙げられている。
この結果からは、AI・半導体関連の機械需要が全体を押し上げる中で、需要の向かう先が自動車部品に限らず地域別にも差が出ていることが読み取れる。
自動車部品産業は長期衰退かどうかではなく、コスト負担の持ち直しと受注の回復時期、価格転嫁の進み具合といった複数の要因を総合的に見極める必要があると指摘されている。
今後は需要環境の二極化が地域経済にも影響を及ぼす可能性があるとされ、部品メーカーの投資意欲や設備更新の動向が焦点になると報じられている。