韓国でキリンビール「一番搾り」缶の生産をハイト眞露が開始。全州工場での生産化により、日本製輸入経由の供給を国内供給へ切り替え、初回生産量は約150万リットル、出荷は10月第1週から始まる。
韓国の酒類大手ハイト眞露が、キリンビールの「一番搾り」缶製品を国内生産する体制を整え、アジアで初の輸入・流通を介さない生産体制を確立した。7月にキリンと技術提携に向けた業務協約を結び、全州工場での生産を開始した。
初回の生産量は約150万リットルで、500ml缶換算で約300万本相当。韓国内で生産された製品は10月第1週から出荷されている。これにより、日本経由の通関・輸送を経由する従来ルートを短縮し、供給の新鮮さを高める狙いがある。
二者の協力関係は2004年の輸入開始に端を発し、2011年以降は独占輸入・販売契約を経て本格供給へ。今回は醸造方法や生産基準の技術供与を受け、製造までの範囲を拡大した。
市場の反応として、韓国ネットには国内生産化を疑問視する声や、輸入品表示の混乱を指摘する意見が相次いだ。今後の流通・表示方法に注目が集まっている。