Googleが2027年からPixel製品の中国生産を停止し、主にベトナムとインドへ生産を移す計画をサプライヤーに伝えたと報じられた。移管時期や比率などは未公表だが、ベトナムでの実績が移管判断の要となっている。
Nikkei Asiaが伝えるところによれば、Googleはスマートフォンやスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンを含むPixel製品の生産を中国以外へ移す計画をサプライヤーへ通知した。移管先の中心はベトナムとインドで、生産能力の拡大を進めているという。
PixelスマートフォンだけでなくPixel WatchとPixel Budsも対象となり得るが、製品ごとの移管時期や委託先の全容は公表されていない。Googleは正式発表を行っておらず、今後の進展が注目される。NPIの実績として、ベトナムで新製品導入を進めたことが移管の自信につながっているとの指摘がある。
ベトナムにはサプライチェーン拠点が集積しており、Googleは現地の部品企業や人材、製造基盤を活用して移管を進めやすいとみられている。インドでもPixelスマートフォンの生産を拡大しており、2024年にはPixel 8の生産が現地で開始されている。
Googleは2025年の出荷台数を約1,200万台から8~10%増の計画としており、2026年の出荷は約1,300万台を見込むとされる。メモリ価格上昇のなかで、Pixel向けとクラウド向けの需要を一括してサプライヤーと交渉する方針が報じられている。