台塑が日本の大賽璐と合弁を組み、高雄の仁武工場地区に電子グレードのフォトレジスト希釈剤工場を建設する。本件の総投資額は約120億円を見込み、2028年12月の生産開始を目指す。
台塑は取締役会で日本の大賽璐との合弁会社「台塑大賽璐精密化学股份有限公司」を設立すると発表した。資本金は15億台湾ドル、初期払込資本金は8億台湾ドル、出資比率は両社それぞれ4億台湾ドルずつ、持分は半々になるという。工場は高雄市の仁武工場地区に建設され、総投資額は約120億円、2028年12月の生産開始を目標とする。
新設の工場は電子グレードのフォトレジスト希釈剤を扱い、同分野での地場供給体制を強化する。ダイセルは半導体フォトレジスト応用分野で世界シェアが60%以上とされ、EUVグレード製品の開発実績もあることから、最先端技術の導入が見込まれる。台塑は地元の資源・ユーティリティ設備を活用し、地場調達と供給網の一体化を進める方針。見込み供給先は既に合意に達しているとされる。