東京市場の円相場は1ドル158円台後半で推移。朝方は一時的に円安方向へ振れた後、取引が本格化するにつれて円高水準へ戻り、対イラン制裁の動向に市場の関心が集中した。
週明け24日午前の東京外国為替市場で、円は1ドル158円73〜74銭付近で取引され、午前10時時点では前週末比9銭の円高・ドル安となった。朝方は158円96〜98銭と円安・ドル高を一時示したが、取引が本格化するにつれて円は下げ幅を縮小した。
市場関係者は、米国による対イラン制裁の発表を控えた様子見の投資家が多いとの声を伝えた。中東情勢の不透明感が原油相場や円の動きに影響を及ぼしているとの指摘があった。
対イラン制裁を巡る動きも相場の焦点となる。米財務長官は24日の記者会見で制裁の具体的内容を明らかにするとしており、イラン側の警告も続いている。これにより中東産原油の供給不安が高まり、WTIは87ドル前後で推移した。
通貨別では円は対ユーロで強含み、午前10時時点の1ユーロは185円48〜52銭、前週末比19銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでも下落傾向で、ドル高・安全資産志向が影響している。